午前五時の殺風景

ミステリとホラーを好む社会人。音楽もたまに。日々言葉が死んでいく。

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年 買って良かったもの

進捗を感じられない一年でした。今年買って良かったものをメモがわりに残しておきます。 最近、Twitterに呟くだけではすぐ流れてしまうのと自分の記憶に残らないことを痛感したので、ここに書いておくことにしました。 KATE リップモンスター03 陽炎 色がと…

暁ツアー二回目 ※福島会津若松トークバレ有り

今年もそろそろ終わりますね。 ※今回は長文のトーク内容を含みます先日豪雪の直撃を受けました。 車の上には雪がこんもり積もり、スタックして雪かきしてを繰り返し、出勤できず、スーパーから魚と肉と野菜が消え、交通網が死に、陸の孤島かよ。そんな中です…

本ミス1位嬉しい!(回し者ではありません)

自分の好きな人たちには幸せでいてほしいので、白井先生には印税ががっぽがっぽ入ってほしいと思っています。表染です。 好きな作家が本ミス2023で1位を取って嬉しいね!という話です。雑談です。 嬉しい!!! いやあ、とてもとても嬉しいですよ。 私は一応…

モーティリアンの手首 考察

先日初めて高速道路を運転しました。 事故ってないです。 さて、先日は紹介しかしなかったのですが、白井智之『モーティリアンの手首』の考察をしていこうと思います。 毎度のことですが、私の考察はぼやきみたいなものなのですが……。 あらすじの下からネタ…

モーティリアンの手首 宣伝

すずめの戸締まりはダイアンが好き。先日、白井智之の新作がジャーロに掲載されたのをご存知ですか? 今知りましたね。では買いましょう。↓↓↓ジャーロ No. 85作者:ジャーロ編集部光文社Amazon掲載されたのは『モーティリアンの手首』という短編です。【あら…

岡野昭仁からの愛が重い気がする

タイトル通りです。 ここから下は長文の激重ラブレターなので注意。 先日ツアーの暁に参戦して、勿論そのネタバレはしませんが、やっぱり昭仁さんからの愛が重いなと感じることが多かったのでお気持ちまとめました。 最近のメディア ドームでの20周年ライブ …

氷礫 vol.2を入手したので宣伝

最近日本酒に弱くなってきた。 速攻で酒焼けして喉が死ぬ。先日、東北大学SF・推理小説研究会の機関誌『氷礫 Vol.02』を入手しました。 学祭での販売でしたが、一般の方は入場のために事前予約が必要だったようなので、もしかしたら買えなかった方も多いかも…

暁ライブに参戦しました【ネタバレ一応注意】

11月4日、良い推しの日だったらしいですね。そんな日に、大好きなポルノグラフィティのツアーに参戦してきました。(推しという言葉で語るにはあまりに軽薄な気がするが。)18thライヴサーキット『暁』は初参戦。 セットリスト等のネタバレはしていないですが…

書き方を模索している話

いつも当ブログをお読みいただき、ありがとうございます。神妙な書き出しになってしまいましたが、やめると言うわけではなく、本当にありがたいなあと思っただけです。はてなブログ(無料版)は、日毎の閲覧数や、よく見られている記事をある程度は知ることが…

名探偵のいけにえ 考察

ライブ前に大きい仕事の予定が入りバチギレしている。『名探偵のいけにえ』で起こったことについて、今度は真面目に考察したいと思います。例によってネタバレ有ります。 そして今回は、若干『名探偵のはらわた』のネタバレも含みます。ご了承ください。前に…

方舟 感想

また健康診断で貧血判定をもらった。 貧血皆勤賞だぜ。 噂になっていた『方舟』を読んだので、その感想を書いていきます。タイトルの通りネタバレ有なので、未読の方は絶対に先に進まないでください。 今後の人生の楽しみを潰さないでください。買えるように…

白井智之全作レビュー (単行本10作記念)

白井智之の単行本がキリよく十冊を迎えた。 おめでとうございます!一ファンとして、2014年のデビューから8年が過ぎ、これだけの本が出た事が本当に嬉しい。毎年コンスタントのに新作が出ていることは追いかけている身としても楽しいし、クオリティが落ちる…

名探偵のいけにえ 感想

とりあえず誰かとこの話をしたくて仕方がなかったけれど、話す人がいなかったので一人で書いています。つらい。『名探偵のいけにえ』の話をごりごりにネタバレしていきます。未読の方はこのページを閉じましょう。名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件作者:白…

お前の彼女は二階で茹で死に 感想・レジュメ

夏バテでご飯が食べられない。 酒は飲むけど。今回は、8月5日に文庫化された白井智之氏の『お前の彼女は二階で茹で死に』の感想をネタバレ有りで書いていきます。感想というか、考察というか、レビューというか、まあそこらへんはいつもの如く混在しておりま…

ファンとは?と考え始めて眠れない

私の好きな方々が連続で物議を醸している。 具体的に言うと、ポルノグラフィティのアルバム曲のMV。東海オンエアの寝たら即帰宅の旅。 こんなに荒れるタイミング、なかなか無い。根幹は似ているような気がしたので、自分の気持ちの整理がてらつらつら書いて…

『証言』で心臓を抉られる今日この頃

岡野昭仁ってめちゃくちゃ歌上手くなったな。偉そうに言うけど。『暁』の一曲一曲を聴くたびにそう思うので、今たぶん「上手くなったな」を200回以上積み重ねている。ツアー開始までにはスカイツリーの高さを越えるかもしれない。上手くなってしまったことに…

チェンソーマン第二章が白井智之すぎる ※ネタバレ有

チェンソーマン第二章を読んでしまった。 0時丁度は全然繋がらなくて読めなかったけど。なんたってもう、流石にこれは白井智之ワールドすぎる。コラボしてる?実は同一人物?錯誤を招いた根源は…… ・普通に見えて倫理観喪失しているクラスメイトの皆様 ・可…

殺意って大事

別になんと言うことはないのだけど、殺意の話。私は数年前まで、殺意を全て自分に向けていた。 「私が悪いんです!全部私が悪い!あなたの意見は正しい!」と思い続けた結果、恋人に「君は事勿れ主義だしそういうところが嫌」と言われて星乃珈琲店で大号泣し…

あと十五秒で死ぬ 感想・宣伝

何回読んでも好きだと思える"短編集"は、実は多くない。少なくとも私にとっては。 短編集には概ね4話以上が収録されているが、その全てが面白く、全体のバランスが取れていなければ短編集ごと愛せない。連作短編、シリーズものでないなら尚更。それでも好き…

そして誰も死ななかった 感想

最近チェンソーマンを読んだ。 悪魔のデザインが気持ち悪くて良い。 『そして誰も死ななかった』(著:白井智之)の文庫化に伴い再読をしたので、今日はそのあらすじ、登場人物紹介、感想を書いていきます。 そして誰も死ななかった (角川文庫)作者:白井 智之KA…

白井智之 エッセイ・インタビュー等リンクまとめ

タイトル通り、白井先生のエッセイやインタビューのうちネットに掲載されているもののリンクをまとめました。備忘録用です。忘れているものがあったらすみません。ご参考までに。 【ご本人サイト】 ◆ 白井智之 Shirai Tomoyuki 【好書好日】 ◆ 気持ち悪いの…

奈々子の中で死んだ男 感想・宣伝

最近腰が痛む。まだ若いのに、どうして。 さて今回は、2022年に入って初めて白井先生の新作が出たのでブログを書いています。(正確には『そして誰も死ななかった』の文庫化もあり若干改訂されているから、初めてと断言して良いかは微妙。) 新作はジャーロNO.…

2021年 好みだった本

怒涛の勢いで一年が過ぎ、気付けば2022年になった。濃すぎて逆に何も覚えてないくらいのスピード感。こんなに追われた一年を過ごしたかったわけじゃないのに。 明日から冬休みが明け、出勤の義務が再開するため、憂さ晴らしに去年2021年に読んだ面白い本をま…