午前五時の殺風景

ミステリとホラーを好む社会人。音楽もたまに。日々言葉が死んでいく。

書き方を模索している話

いつも当ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

神妙な書き出しになってしまいましたが、やめると言うわけではなく、本当にありがたいなあと思っただけです。

はてなブログ(無料版)は、日毎の閲覧数や、よく見られている記事をある程度は知ることができるのですが、それを見ると毎日誰かしらには当ブログを訪れていただいているようで、ありがたい限りです。

その中でも閲覧が多いのが、ネタバレ有系の感想(というかまとめ?レビュー?)になります。
茹で死にとか東京結合人間とか。


ただこのネタバレ有系の記事ですが、例えば「小説を全然読まないのにポチッとしてしまう人」もいるのかなあと考えてしまいます。それだと、その人から一冊読む楽しみを奪ってしまうわけで。

スクロール必須とか、注意書きをするとか、私なりに対策は講じていますが、今の時代、本の内容を読まずにネタバレを知りたがる人がいるのも事実です。
その上で、ネタバレ有だとしてももっとぼかした書き方をする方がいいのかもしれません。


ただ、その記事が難解な小説についての場合、誰かの手助けになることも事実です。(というか、そうだったらいいなあといつも思って私は書いています。)
私も過去には、読んだ後に理解ができない作品がありました。解釈を迷ったり、他の人の意見を知りたかったり……今でも多発していますが。
それでも、ネットで検索すればオタクの皆様が丁寧に解説をしてくださっていて、自分一人で読むだけでは得られなかった発見や理解をもたらしてくれたのです。

私が書いたものも、そうなってほしいというか、作品をより好きになるきっかけになっていただければ嬉しいなという気持ちが根底にあります。
「腑に落ちた」「その視点はなかった」「もう一回読み返したくなった」「こいつの意見には納得できない」
等々、読んだ方に何か思いを得ていただければ、こんなぺーぺーでも退勤後にせっせと書いた甲斐があるというものです。
(発見や理解をもたらせるほどのものを書けているのかというところはさておき。)


今は自分の願望最優先でこういうスタイルで書いていますが、いろいろな方々が触れる可能性があると思うと、さてどうしましょう……。

という悩みとポリシーをメモ書き程度に残して終わります。
酒飲んで寝る。