午前五時の殺風景

ミステリとホラーを好む社会人。音楽もたまに。日々言葉が死んでいく。

2023-01-01から1年間の記事一覧

2023年 買って良かったもの

心身に限界が来て半年間機能停止していたので、1年過ぎた気がしない。もう12月ってまじですか。 実際不思議なことに、引きこもっていた数ヶ月間の記憶がほとんどない。 何をどうやって過ごしていたんだろう……。というわけで買って良かったものを備忘録がてら…

近況報告

最近体調を崩し、療養しています。 文を書く気力が戻りつつあるので、簡単な近況報告を。 通院して薬を飲み続けたおかげもあり、数ヶ月前よりは格段に元気になってはいるけども、調子のアップダウンが激しい。 ダウンした日はそれ用の薬を飲むけれど、副作用…

名探偵のはらわた 感想

そういえば、はらわたの感想を書いていなかった。 これは初読の時に「白井先生なら作風が変わっても売れ続ける!」と(偉そうに)確信できたくらいには衝撃を受けた作品で、大好きなはずなのだけど……。 会社に持っていっていた時に、表紙を見た上司に「すごい…

Light and Shadowが好きな話

久しぶりに一曲についてだらだら書きたくなった。 ポルノグラフィティの『Light and Shadow』です。またメモ書き程度に脈絡なく書いていく。 前談 暁の感想でもちょこちょこ書いたけど、私は岡野昭仁の心が叫んでいる歌詞が大好きです。 うたかたとか、n.t.…

刳り抜かれた死体 感想

死体シリーズの新作が出た。 タイトルは『刳り抜かれた死体』です。THE FORWARD Vol.6 (ブルーガイド・グラフィック)実業之日本社Amazon『死体の汁を啜れ』が出た時は、あまりの面白さに大興奮しつつも、キャラクター含め大好きだったので終わるのを寂しく感…

死体の汁を啜れ 考察

『死体の汁を啜れ』の地縛霊です。今いけにえとはらわたが盛り上がっているのに、わざわざ一年半前に刊行されたものを取り上げるあたり、間違いなく牟黒市の呪縛から逃れられていない。今回は、そんなふうにもやもやし続けている『死体の汁を啜れ』について…

おやすみ人面瘡の聖地を巡る

仙台に赴いた。 そう、おやすみ人面瘡の聖地を巡るために……と言いたいところですが、実際は友達に会うという名目もあったので、所詮ライト層オタクにすぎないのです。おやすみ人面瘡 (角川文庫)作者:白井 智之KADOKAWAAmazonこれはその聖地巡礼のレポです。 …

暁ツアーネタバレ感想

暁ツアーお疲れ様でした。 無事完走できて良かったです。コロナで中止とか、天候で中止とか、そんな可能性もあったわけだし。私が参戦したのは、新潟と福島公演と最終日配信。 ずっと感想を言えずに書き溜めていたことをメモ書き程度に吐き出します。 字にす…

2022年 好みだった本

先日サイン本が届いた。 帯が変わったのと、発売開始から1日待っても在庫ありだったので買いました。(一応サイン本未入手の人がいたら優先させたいとは思っているのです。) 2022年は、想定以上に記事(飛び抜けて白井作品解説とライブレポが占めていますが)を…