午前五時の殺風景

表染という、ミステリとホラーを好む社会人が書いています。日々言葉が死んでいく。

殺意って大事

別になんと言うことはないのだけど、殺意の話。

私は数年前まで、殺意を全て自分に向けていた。
「私が悪いんです!全部私が悪い!あなたの意見は正しい!」と思い続けた結果、恋人に「君は事勿れ主義だしそういうところが嫌」と言われて星乃珈琲店で大号泣しながら別れたというゴミみたいなエピソードを持っている。

ただそこで「あれ?私ここまで言われる筋合い無くね?無遠慮に言えるお前の方が品性ないぞ?」と思って殺意が湧いた。

社会人になり、一年目は「私が悪いんです!誰よりも劣ってます!」が再発した。人事に面談されながら三回くらい号泣したというまたゴミみたいなエピソードを増殖した。

二年目になり、周りの大人の方々が「えらいねー!すごいねー!よしよし!」とすくすく育ててくれたので、自尊心が芽生えた。それと同時に「自分に殺意向けるくらいなら人に向けた方が良くない?」と思った。

人を殺すのはいけないことだ。でも、実際に殺すことと、心の中で思う事には天と地ほどの差がある。そして自分に殺意を向けることと他人に向けることも、大きな差がある。

とかいいつつ、攻撃的な人は好きじゃない。みんな平穏に仲良く暮らせれば良いなと思う。
ただ、平穏に暮らしたいけど暮らせない生き苦しい人は、その殺意を自分じゃ無くて他人に向けたらどうか? 
「お前が悪い!あはは、◯ね!」と心の中で唱えて生きるのは楽しいぞ。(でもお願いだから、実行はしないでね。)
そして、そんな心強い魔法の言葉を授けてくれるのがこの本だ!!

なんと、8月に文庫化するのだ!!なんて良いタイミングなんだろう!!買うしかない!!

そう、これは自分語りを主軸にした宣伝記事だったのである。